ひとり読書会~アウラってなんですか

ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」と関連書を独学でちまちま読んでいくブログです。

パリー19世紀の首都(3)

引用ここから===== 拙著の調査は、文明のこの物体化的(シヨジスト)な表象によって、われわれが前世紀から受け継いだ新しい生活の諸形態や経済的技術的基盤に立つ新しい創造が、いかにして一つのファンタスマゴリーに突入するのであるかを示したいのである。 …

パリー19世紀の首都(2)

続き。 引用ここから========= そのようにして、文明の宝物殿の中に収蔵された財宝の数々は、以後はいつまでも身元を保証されたものになる。この歴史観では、これらの財宝は、存在していることだけでなく、継承されてゆくことも社会の恒常的な努力のお陰であ…

パリー19世紀の首都(1)

「パリー19世紀の首都」にはドイツ語版と、のちにそれをフランス語に訳しつつ一部書き加えたものがあります。大きな違いは「序章」と「結論」がフランス語草稿の方にだけみられること。ブランキの著書「天体による永遠」を踏まえた視点が加わっています。 そ…

パリー19世紀の首都(を読む前に)

ベンヤミンを学ぶなら最初にこれを読みたい、とずっと思っていたのが、「パサージュ論」の冒頭にある草稿「パリー19世紀の首都」です。 (´-ω-`)。o(「複製技術時代の芸術作品」は芸術と認知の話が入り乱れすぎて、ベンヤミンの思想的背景を知らない身には理…

読書ブログはじめました

学生時代にベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」を知り、内容に感銘を受けた二十歳の私。しかし哲学の海は私にとってあまりにも深く、理解力というか学力に問題がありすぎて(あとドイツ語がスカだった)、勉強を続けることができませんでした。 でも、あ…